和紙など薄いものへの貼り方

金箔を勉強しよう!

和紙など薄いものへの貼り方

和紙など薄いものへの貼り方 金箔の貼り方は、素材によって異なってきます。
和紙などの紙類に金箔を貼り付ける場合には、紙にロウを塗ってシールの台紙のように金箔を貼り付けます。必要枚数分だけを用意して、水で薄めた膠を三度塗りして三度めに膠を塗った後にすぐに箔を貼り付けます。貼り終わったら上から軽く押さえます。この時に破れてしまったら、細かく切った箔を上から重ねづけして貼ります。
貼り付ける和紙のサイズにもよりますが、箔と箔の間は少しかぶるくらいに貼っていくことで隙間ができにくく、穂は区分は余った箔をカッターで切り取り補強します。
最後に、乾燥したら柔らかい毛筆を使って重なり合った部分の箇所を払い落とし、表面を整えて完成です。
接着剤は膠以外にも様々な接着剤がありますが、どんな接着剤であれ塗る厚さによってムラができてしまうこともあるため注意します。できるだけ綺麗に貼るためには、薄く塗ることがポイントとなります。
また、コーティング剤を使用することで剥がれなくすることができますが、これもやりすぎるとムラができるため注意が必要です。

接着剤を使って貼る時の方法

接着剤を使って貼る時の方法 DIYで金箔を食器や家具などに張るときには、貼り方に合った接着剤やコーディング剤を使うのが重要なポイントです。金箔を簡単に素人でもキレイにはることが出来る接着剤がホームセンターや通販などで購入できますので、初心者でも上手にはれる物から始めると良いでしょう。

始めて購入するなら、汎用性が高く色々なものに接着できる製品を購入するのがお勧めです。1液性で薄めるだけのタイプなら、誰にでも簡単に使うことが出来て木材やプラスチック、陶器など幅広く使うことが出来ます。フッ素やエポキシなど樹脂製のものは、2液を混ぜて使う必要があることから知識や経験が必要ですし初心者にはあまり推奨されていません。

しかし、2液を混ぜて使うタイプのものは耐久性や耐光性などがあったり屋外で使う場合に適しているケースがあります。貼りたいものや欲しい耐久性などを考慮して選ぶと、美しい状態を長く維持することが可能です。初めは初心者向けのもので慣らすと、貼り方も上達します。